制服の魔法
第7章 倉橋 港
『あっ…』
港くんはベッドに私を押した
『港くん…』
港くんは泣いていた
「できないよ…怖いよ…」
『何があったの?』
私は聞いてみた
「聞いてくれる?…ゔぅ」
私は頷いた
「僕はね親がいないんだ。」
そうだったんだ
「それで親代わりの人に引き取られたんだ。僕の親は社長だったから金持ちで、僕に財産が来たんだ。」
「でも親代わりの人は僕を殺そうとした。もともと裕福ではなかったからね。それに僕には血の繋がりがある人はその人達しかいなかったし」
ひどい…
「次に僕が殺せないと思うと、僕の身体を売った。中1位の時ね。この世界にはヤりたい人がたくさんいて、僕はヤらされた。親はお金が沢山入ると僕を捨てた」