制服の魔法
第49章 こじれ
―――数分前…
『6、5、4、3、2、1……よし。』
探すって言っても、検討もつかないなー
はじめてきた家で、まだ把握してないよ
クローゼット、お風呂場…いろんな部屋を見て回った
『いなぁーい!どこにいるの?』
――ピーンポーン
『…インターホン?誰か来たのかな。』
玄関に歩いて向かってみる
「あ、ここにいらしたのですね。お客様ですよ。」
後ろからヒョイと出てきた港くん
『港くん!来たんだね』
「うん。泊まりだったからびっくりして、飛んできたんだよ?」
『そうなんだ。あっそうだ、輝くんと蓮くんを見つけられる?いま、かくれんぼ中なんだよね』
「いいよ。僕解る。当たってたらご褒美ね」