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――そして今。


｢ほら、ご褒美くれるっていったよね？｣


港くんの顔が近付いて………


｢ﾁｭ…って、なにしてんの！さ、最悪だよ｣


蓮くんが私を庇って代わりに……港くんとキス……

｢俺だって最悪だ。でも夏目は俺のもんだ｣


｢僕の夏目専用の唇が汚れたよぉ！！｣


｢俺だって汚れたわ｣


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そんなこんなで部屋に戻った。

｢で、何で港が？｣


｢だって、暇だったんだもん！だーれも居ないし、織人は構ってくれないんだよ！？じゃあ来るしかないじゃん｣


｢なぁ港？夏目は栄えて俺のモノになった！｣


｢え…まさか、つきあって……ダ、ダメだよぉ！！不平等だ。我慢してきた甲斐がない！｣


｢あぁ？｣


『そ、その件なんだけど……港くんが言った通り不平等っていうか……だから、ごめん！仮カレカノは辞めます。駄目ですか？』


随分と身勝手だよね……。怒られて軽蔑とか……


｢そんなの……ｯ…ゆるさねぇ…｣

………無表情
ここからずっと