制服の魔法
第2章 いつもの日常
【奇跡の星】の人達は、道を歩いていく
『芸能寮ではどんな事してんだろ?』
「ん?芸能寮の人達はね、芸能界入ったり、社長とかになるために、レッスンや、高度な授業をしてるんだって。噂だけどね…」
ふーんと言いながら【奇跡の星】を見送った
でも私の楽しみはこれだけじゃない。
「夏目っ!あそこ!」
『あっ!……友人(ユウト)!!』
「おぉ!夏目〜!会いたかったよ!」
友人が近づいてくる
格子の隙間から手が触れる。
この感触…久しぶり
「わぁー!ズルい〜。いいなぁー。私も彼氏作ろっ」
ずっとこうしてたい。出来るなら抱き締めたい。