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「…翔くん、許して…？」


上目遣いで、そんな事言うなって。

そういう、身長差を利用して
俺を陥れようなんて随分小悪魔だ。


「…だめ？俺のこと、もうイヤ？」

「そんなことあるわけないだろっ！
あぁもうっ！
どんだけ可愛いんだよ！クソっ…」


抑えきれなくなった想いが昂って、
制御できないくらい溢れて、零れ出した。

透き通っている瞳に、捉えられた。

ぎゅうううっと効果音がしそうなくらい、
抱き締めて、抱き締められて。


「…愛してる。」

「…ん、俺もだよ。…しょおくん愛してる」


そんな無邪気な顔で、また言うから。


「…あ、翔くんの…」

「バカ…智くんがいけない。」

「ちょちょっ、待っ…」

「待たない♡」




ー終わりー