テキストサイズ

甘く、苦く

第3章 磁石

二宮side
長期の出張、、、、
一ヶ月は帰ってこれない、、、、

一ヶ月後、、、
翔ちゃんに会ったら勘違いしてたみたい(笑)
別れるわけないのに、、
かわいいなぁ、、、なーんて、、

「ニノっ!寝よう?ひさしぶりに!んふふー」
幸せそうな翔ちゃんにキスした
「んんっ、、、ふぁっ、、」
やっべ 、かわいい、、、
理性ぶっ飛びそう、、
でも、ここは我慢我慢、、
急に食いつくなんて嫌われちゃいそう、、
誘いに全く応じてくれなかったんだから、、

「ニノと寝るとあったかぁーい、、ふふっ、、んふふ、、」
満面の笑みを 浮かべながら隣で寝てる翔ちゃん。
「俺もあったかぁーい」
真似してみる、にこっと微笑みながら、、
「あー、恥ずかしいなぁ、、、緊張する、、ひさしぶりすぎて、、」
顔を隠して布団に潜り込む翔ちゃん。
かーわーいーいー!!

「んっ??」
夜中、俺は急に目を覚ました。
「しょ、、ちゃん?」
翔ちゃんが ぎゅうっと抱きつきながら寝ていた。
あ、、、寝顔天使。
すぅー、すぅー、と規則正しい寝息が聞こえてくる、、、

ヤッベ、、、寝れなくなっちゃう、、
「翔ちゃん、、おーきーてー?」
ゆっさゆっさと翔ちゃんの体を揺らす。
その度にさらさらと髪の毛が揺れている。
「んー?、、、どぉしたの?」
グリグリと胸に顔を押しつける翔ちゃん。
「んふふ、、夜は長いからね?」
断られると思って冗談で言った。
「、、、よ?、、しよ?」
「はい?」
顔を真っ赤にした翔ちゃんが
「いいよ?、、しよっか?」
「え?マジで?(笑)俺本気だかんね?」
こくこくと頷く翔ちゃん。
これまでは絶対断ってきたのに、、、
「じゃあ、お言葉に甘えて、、、」
「んっ、、、、」
翔ちゃんの吐息が漏れる。
「じゃあ、夜はこれからだね?」

大好きな翔ちゃんの耳元で俺はそう囁いた。

ーー終わりーー

ストーリーメニュー

TOPTOPへ