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甘く、苦く

第26章 末ズ【俺のことだけ見て】session 2

二宮side


潤くんの手が、下にきて、
指をナカに挿れた。


「あっ…ん、んぅ…」
「和、かわいい…」


前立腺を攻め立てられて、
すぐに、イきそうになる。


だめだ…
さっきまで自分がしてたことを
後悔する。


なんで…自慰なんてしたんだろ…
いや、キスした潤くんが、
あ、違うか。
キスをねだった俺がいけないのか。


……思考が邪魔。


今は、潤くんの指に翻弄されるだけでいい。
それだけで、いいんだ。



「あっ、あぁ、潤くん、激しっ…」
「和、もっと鳴いて?
俺だけに聞かせて?和の声、聞きたい。」


潤くんに言われる一つ一つの言葉が、
俺の胸を熱くする。


恥ずかしくて、潤くんの顔が見れなかった。

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