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甘く、苦く

第26章 末ズ【俺のことだけ見て】session 2

二宮side



「潤くんのえっち!」


座布団を潤くんに投げつけた。



「か、和が誘うから…」



腰、痛いし…


でも、ひさしぶりだし、
誘ってみたんだよ。


けどね?
いくらなんでも一日五回はきついよ?

もう歳なんだからさ。



「変態っ!めっちゃ腰痛い!
ばか!変態!えっち!!」
「ご、ごめんってぇ…
和がかわいいから、仕方ないじゃんか…」



…う……

そーやってさ、潤んだ瞳で見つめてくるの、
弱いの知っててするんでしょ?

ほんと、小悪魔。



「ばか……でも…」
「でも?」



潤くんが、俺だけのことをみ見てくれてるって
ことだよね。

だから、嬉しいよ。



「潤くん、好き…」
「え?俺もだよ?」



「俺だけのことを見てろ、ばーか!」


潤くんが一瞬ビックリした顔をした。
でも、すぐに、俺を抱き締めて、
キスをしてくれた。




「和、和のことだけを見るよ。
だから…もっかい、しよ?」
「……////
もうっ!潤くんのえっち!!」




ー終わりー

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