甘く、苦く
第29章 にのあい【好きだよ?】
相葉side
「相葉さん……」
「ん?」
ニノの方を向いたら
ニノがぎゅっと抱き締めてくれた。
そしたら、すぐに顔を赤くして、
俺から離れた。
「上書きした……」
「上書き?なんで?」
俺がしつこく聞くと、
ニノはぽつりぽつりと、話した。
「翔さんに、嫉妬したの…」
「翔ちゃんに?
あー、俺に触ったから?」
こくん、と頷くニノ。
ほんと、こーゆーところ、
かわいいなぁ。
でも、実は結構かっこよくて、
年下のくせに、俺は足元にも及ばなくて。
演技だって、上手だし、
歌だって、上手だし。
すごいなって、いつも、尊敬してる。
けど、好きって言えない。
これ、欠点だよなぁ…
「はぁ…」
「相葉さん?どうしました?」
ニノが俺の顔を覗き込んだ。
「っ、なんでもないよっ!
あ…でも…ニノが、す…「撮影の時間でーす。」
…タイミング、悪いよっ!泣
「相葉さん……」
「ん?」
ニノの方を向いたら
ニノがぎゅっと抱き締めてくれた。
そしたら、すぐに顔を赤くして、
俺から離れた。
「上書きした……」
「上書き?なんで?」
俺がしつこく聞くと、
ニノはぽつりぽつりと、話した。
「翔さんに、嫉妬したの…」
「翔ちゃんに?
あー、俺に触ったから?」
こくん、と頷くニノ。
ほんと、こーゆーところ、
かわいいなぁ。
でも、実は結構かっこよくて、
年下のくせに、俺は足元にも及ばなくて。
演技だって、上手だし、
歌だって、上手だし。
すごいなって、いつも、尊敬してる。
けど、好きって言えない。
これ、欠点だよなぁ…
「はぁ…」
「相葉さん?どうしました?」
ニノが俺の顔を覗き込んだ。
「っ、なんでもないよっ!
あ…でも…ニノが、す…「撮影の時間でーす。」
…タイミング、悪いよっ!泣