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甘く、苦く

第30章 翔潤【君の全てが好き】

松本side



「んっ…」


ねっとりと、深く、絡み合う舌。


翔さん、舌使い…うま…


すぐに、翔さんに、翻弄されてしまう。


いつも、翔さんは俺を翻弄するけど、
俺は翔さんを翻弄したこと、あるのかな…



「潤ー…好きだぁ…」


俺も、翔さんが大好き。


「ふふ、今度は甘えん坊翔さんだぁ
かわいいね…」
「ばっ…!」



翔さんは俺に預けてた体を
引き離して、赤い顔を隠した。


ほんと、いちいちかわいすぎ。


性格なんて、別にどうでもいい。


翔さんが好きだから、なんでもいい。


性格は俺の頭の中で勝手に
作り上げちゃえばいい。


翔さんの髪が好き。
顔が好き。
指が好き。


全て隈無く好き。


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