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「ねーぇ....雅紀、寒いから一緒に寝よ？」
智が布団から顔をだしていた。
「んー？いいよ。おーいーでー。」
やった！といい智は俺のベットに潜り込んだ。

「雅紀大好き。ふふふ、浮気......しちゃダメだよ？」
「しないよっ！こんなかわいいこほっておけないよっ！！」
ぎゅうっと智を抱き締めた。


「んん？おはよー！」
起きたら智は学校へいく準備をしていた。
相変わらず行動が早いなーって思ってたら、智が俺の方を見た。
「雅紀、おはよー！」
ってにこっとかわいい笑顔を向けてきた。
かわいい.....


時計をみると......
「わあっ！！もう７時半だよ！急がないと！！」
ベットから飛び降りて急いで支度をする。
智はもう準備ができたみたい。


「雅紀準備できたね？いこっか？？」
こういう時だけなんで行動が早いんだよ！！
って突っ込みたくなる。


「雅紀ー！お腹すいたー！」
バタバタと足を動かす智。
その仕草も愛しくて.....
「智かわいい......」
って耳元で囁けば......
どんどん顔が紅潮していく。

「ばかっ！」
と智に頭をはたかれたけど、背が届かなくてなかなかはたけなくて
ぴょんぴょん跳ねる智はかわいかった。

「智.....そのパン一口ちょうだい！！」
「えー？やだよー。俺メロンパン大好きだもん。」
ハムっと食べ続ける智。
あ、口にパンかすついてる。もーらい！

ペロッ

「まっ、雅紀！！行儀が悪いよ！お前は犬か！」
とまた頭をはたかれた。
「智がくれないんだもん！」
智ははぁーーっと大きなため息をついて
俺の口のなかに無理矢理パンを押し込んだ。

「もういらないからあげる！」
と言って俺のパンを奪い取った。
「ほへのはれーはん！！(俺のカレーパン！！)」
智は俺のカレーパンを美味しそうに食べた。

その横顔がとっても愛らしかった。