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甘く、苦く

第33章 お山【やっぱりさ】 session 1

櫻井side




「…さとっさん、雪降ってるよ?」

「腰いたーい」



一通りの行為が終わって
お風呂上がり。


「ねー、抱っこ」

「…甘えん坊?」

「甘えん坊でもなんでもいい」


仕方ないな、なんて思いながら
さとっさんをお姫様抱っこする。


そしたら、さとっさんが
俺の頬に優しくキスをした。





「…」

「照れた?」



俺の赤くなった顔を見て、
さとっさんがふふっと笑った。


…くそ、かわいすぎんだろ……




「来年も、よろしくお願いします……」

「俺も、よろしくね?さとっさん……」




今夜は、なにもなくなるくらい、
一つになろうか…?




ー続ー

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