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甘く、苦く

第34章 末ズ【I love your smile 】

松本side



「ひゃんっ……かずっ、」

「なに?」


和が俺を見下ろす。


額に浮かぶ汗が俺の
顔に落ちる。



「イったばっかで、壊れちゃ…」

「壊れてもいいよ。
俺だけの潤くんだから。」


和は舌先で俺の乳首を弄ぶ。

コロコロと転がされて、
また絶頂まで登り詰める。


「ぅあ……っ潤く…締めすぎっ…」

「だって…ぁっ……」


俺たちはほぼ同時に果てた。


タイルに当たる背中が痛い……



「浴室ですることないよね…」

「ごめんごめん。
お預け食らってたからさー」



和はヘラヘラっと笑う。


…ばかずなり…



「乱れてる潤くん、
淫らで淫乱でかわいかったよ?」

「っ……///ばかっ!」




和が俺の頬をつつつっと
指で撫でた。


……現在(いま)が幸せだから、
今回は許してあげようかな…



「潤くん、えろい…」

「どこが!?」

「全体?」



そう言って和は首を傾げて笑う。


和の笑顔、守りたいなって
思った瞬間。







ー終わりー

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