甘く、苦く
第37章 にのあい【魔法が解けてしまう前に】
相葉side
「ふっう、ぐすっ……」
あー、もう、情けないなぁ…
……俺、和に迷惑かけてたんだ。
……必要なんて、なかったんだ。
「ふぇぇぇん…」
和の優しさに甘えすぎたのかな……
和は俺から離れていかないから、って
どこかで安心してたんだ。
俺は今、自分の車の中にいる。
「……和ばっかり…」
未開封のメール。
……開けるきにならない。
『好き』っていう魔法が解けてしまう前に
ちゃんと、和に会いたかった。
だって今日は、俺たちが付き合って
三年目の記念日。
なのに、翔ちゃんとばっかり
話してるから、バチが当たったんだ。
…ばかだ。
「まーくんっ!」
ほら、幻聴まで聞こえるようになっちゃったよ?
「まーくんってば!」
「…和?」
「はあ、よかったぁ…
撮影、始まっちゃうよ。」
和が俺の車のドアを開ける。
そしたら、優しくキスしてくれた。
「悪口言ってごめんね
翔ちゃんに…嫉妬、したの…」
「…俺もごめん……
和のこと、傷付けちゃった…」
和を優しく抱き締めた。
「まーくん…」
「和…」
お互いを見つめあってたら、
他の三人がきた。
……続きは夜だから。
「円満解決した?」
「したよ。リーダー」
和がくふふって笑う。
……かわいい。
思わず、和の頬を撫でていた。
「ちょ、俺らの前でラブラブしないで!?」
ってリーダー。
ふふ、羨ましいのかな?
そう思って、和にキスした。
「ふっう、ぐすっ……」
あー、もう、情けないなぁ…
……俺、和に迷惑かけてたんだ。
……必要なんて、なかったんだ。
「ふぇぇぇん…」
和の優しさに甘えすぎたのかな……
和は俺から離れていかないから、って
どこかで安心してたんだ。
俺は今、自分の車の中にいる。
「……和ばっかり…」
未開封のメール。
……開けるきにならない。
『好き』っていう魔法が解けてしまう前に
ちゃんと、和に会いたかった。
だって今日は、俺たちが付き合って
三年目の記念日。
なのに、翔ちゃんとばっかり
話してるから、バチが当たったんだ。
…ばかだ。
「まーくんっ!」
ほら、幻聴まで聞こえるようになっちゃったよ?
「まーくんってば!」
「…和?」
「はあ、よかったぁ…
撮影、始まっちゃうよ。」
和が俺の車のドアを開ける。
そしたら、優しくキスしてくれた。
「悪口言ってごめんね
翔ちゃんに…嫉妬、したの…」
「…俺もごめん……
和のこと、傷付けちゃった…」
和を優しく抱き締めた。
「まーくん…」
「和…」
お互いを見つめあってたら、
他の三人がきた。
……続きは夜だから。
「円満解決した?」
「したよ。リーダー」
和がくふふって笑う。
……かわいい。
思わず、和の頬を撫でていた。
「ちょ、俺らの前でラブラブしないで!?」
ってリーダー。
ふふ、羨ましいのかな?
そう思って、和にキスした。