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櫻井side





雅紀は華奢な体を捩っている。



…魅惑的なその姿に
俺は唾を飲んだ。



お前は誰よりも愛おしい存在。



同時に恋人という存在。



俺の中でなくてはならないもの。



「あああっ。 翔ちゃんっ…」

「雅紀っ、好きだっ…」



雅紀の手を優しく握った。



雅紀も優しく握り返してくれた。



温かくて、柔らかい雅紀の手。



「んっ、んやっ…あぁ、しょおちゃんっ…」

「雅紀、一緒に…」




思いっきり腰を打ち付けたら
雅紀の甘い声が大きくなって。



そろそろイきそうなんだなって。



俺も限界だったから
雅紀から抜いて雅紀自身と擦り合わせた。



「ひゃ…っ、しょおちゃっ、だめぇ…っ」

「雅紀、一緒に…っあ…」



雅紀がぴくっと体を動かして、
白濁を出した。



俺は一歩遅れて雅紀の腹の上に
白濁を散らせた。