甘く、苦く
第45章 にのあい【現在進行形】
大野side
「にのー、できたよー」
料理をテーブルに並べても
にのの返事はなくて。
テーブルに顔を押し付けて
何やってんだって思ったら
泣いてて。
「もう俺、だめだぁ…」
「もー、にの、後で話聞くから
先に食べようよ?」
にのをなんとか説得して
焼き魚を平らげる。
…全然箸進んでなかったけどね。
「アイス食う?」
「食べたい…」
まだぽろぽろ涙を流してる
にのの隣に座ってアイスを食べる。
ほんと、いつまで引きずるんだろうね。
…相葉くんも自分の気持ちに
気付くのはまだまだ先っぽいし。
「…大野さん、俺、一生こんな気持ちのまま
過ごしていかなきゃならないのかなあ…」
「そんなことないよ。
きっといい人が見つかるって。」
俺の言葉ににのは
また泣き始めた。
アイスを食べ終わると、
にのはゲームを始めた。
もちろん、泣きながら。
いつもはちゃっちゃとクリアするとこも
なかなかクリアできなくて。
「…もうやめる」
「はは、にの不機嫌」
「うっさい。
もー寝るっ!!」
にのは歯ブラシを咥えながら
俺の歯ブラシを渡した。
…な、なんか、
新婚さんみてえじゃね?
とか思ったのは、秘密。
「にのー、できたよー」
料理をテーブルに並べても
にのの返事はなくて。
テーブルに顔を押し付けて
何やってんだって思ったら
泣いてて。
「もう俺、だめだぁ…」
「もー、にの、後で話聞くから
先に食べようよ?」
にのをなんとか説得して
焼き魚を平らげる。
…全然箸進んでなかったけどね。
「アイス食う?」
「食べたい…」
まだぽろぽろ涙を流してる
にのの隣に座ってアイスを食べる。
ほんと、いつまで引きずるんだろうね。
…相葉くんも自分の気持ちに
気付くのはまだまだ先っぽいし。
「…大野さん、俺、一生こんな気持ちのまま
過ごしていかなきゃならないのかなあ…」
「そんなことないよ。
きっといい人が見つかるって。」
俺の言葉ににのは
また泣き始めた。
アイスを食べ終わると、
にのはゲームを始めた。
もちろん、泣きながら。
いつもはちゃっちゃとクリアするとこも
なかなかクリアできなくて。
「…もうやめる」
「はは、にの不機嫌」
「うっさい。
もー寝るっ!!」
にのは歯ブラシを咥えながら
俺の歯ブラシを渡した。
…な、なんか、
新婚さんみてえじゃね?
とか思ったのは、秘密。