甘く、苦く
第49章 磁石【move on now】session 2
二宮side
「…ん」
目を覚ましたら
櫻井さんちのベッドの上。
横には寝癖がついた
櫻井さんが気持ち良さそうに
俺を抱き締めながら眠っている。
…そっか。
俺、櫻井さんと付き合うことになったんだ。
「櫻井さん…」
俺は愛しい人の名前を
ゆっくり、心を込めて呼んだ。
…すっごく綺麗な顔。
「…んん…」
モゾモゾと動き出す
櫻井さん。
俺はその様子を
じっと見ていた。
…かっこいい。
もっともっと好きになる。
「二宮ぁ…?」
「なーに?」
「んー…」
櫻井さんは俺を思いっきり抱き締めて
優しいキスをくれた。
…顔、熱。
「顔赤くなってる。」
「し、知ってる。」
俺は赤い顔を見られたくなくて
櫻井さんから顔を逸らした。
「…ばかあ。」
そう呟いて
枕に顔を押し付けた。
「…ん」
目を覚ましたら
櫻井さんちのベッドの上。
横には寝癖がついた
櫻井さんが気持ち良さそうに
俺を抱き締めながら眠っている。
…そっか。
俺、櫻井さんと付き合うことになったんだ。
「櫻井さん…」
俺は愛しい人の名前を
ゆっくり、心を込めて呼んだ。
…すっごく綺麗な顔。
「…んん…」
モゾモゾと動き出す
櫻井さん。
俺はその様子を
じっと見ていた。
…かっこいい。
もっともっと好きになる。
「二宮ぁ…?」
「なーに?」
「んー…」
櫻井さんは俺を思いっきり抱き締めて
優しいキスをくれた。
…顔、熱。
「顔赤くなってる。」
「し、知ってる。」
俺は赤い顔を見られたくなくて
櫻井さんから顔を逸らした。
「…ばかあ。」
そう呟いて
枕に顔を押し付けた。