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甘く、苦く

第12章 にのあい&お山&松潤【五人】

大野side
あれぇ....?
ここどこだ?

見慣れない飾りや机がある。
隣を見ると、上半身裸のしょーちゃん。

ありゃ?
俺も歳だなぁ....

「あ、しょーちゃん!起きて!」
時計を見ると、もう八時半だった。
「ん、んんぅ?」
.....もー、かわいいなぁ.....

「しょーちゃん、起きたぁ?」
「んー、起きたぁ....」
目を擦りながら立ち上がったしょーちゃん。

「さとっさぁん....昨日さ....ヤったの....覚えてる?」
「えっ?!ヤったの?!」
ぜんっぜん記憶にないんですけど!!!

「しょーちゃん、九時半までに楽屋いかなきゃいけないんだけど....」
「あ、そっか。」
しょーちゃんはもぞもぞと服を着るとさっさっとお金を置いていって
駐車場まで、だーーっと走っていってしまった。

置いてきぼりかよ!
つっこみたい気持ちを抑えて俺はしょーちゃんを追いかけた。


「おはよー!」
楽屋にはいると、ニノと相葉くんがいちゃついてた。
あれぇ....?
昨日まで、けんかしてたのに.....いつの間に?

「へへ、相葉さん、大好きです♪」
「俺も~!」
二人がちゅっとキスをした。
あれまぁ....いつの間に...

松潤は雑誌を見ながらブラックコーヒーを飲んでる。
スマートだ.....!!
普通にかっこいい!
すげぇ!

「さとっさん、俺たちも.....」
しょーちゃんがちゅっとキスをした。
「このー、かわいいやつめっ!」
俺がしょーちゃんの頭をわしゃわしゃ撫でると、
「リーダー、よかったね。」
って、松潤が言った。

まぁね、幸せだし?

「嵐さーん、収録始まりまーす。」
「「「「「はーい!」」」」」

さて、今日も一日頑張りますかっ!


ーー終わりーー


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