甘く、苦く
第56章 翔潤【隣にいたい】
松本side
まさか、翔くんが…
「…うわぁぁぁ!
もう、なんなんだよ!
違うんだよ!
こんなの変じゃん!
俺男なのに、
なんかわかんないけど…
潤にドキドキしちゃってんだよ!
引くだろ!?ふつーっ!
もうわけわかんねえよ!!
…なんで俺…
……なぁ、潤。」
それって、
俺と、同じ気持ち、ってこと?
ねぇ、翔くん……
今だけ、自惚れてもいいかな。
「……しょうくん、」
「違うんだよ!
軽蔑しないでくれ!
頼む!
今のは忘れてくれ!!」
俯いてしまった翔くん。
あんまり、顔を隠れてなくて、
耳まで真っ赤だ。
…それは、
暑いからじゃないよね。
俺に、ドキドキ…してるから、
なんだよね…?
……好き、って言っても、
引かれないかな。
「翔くん、」
翔くんの肩に手を置くと、
ビクッと肩を震わせた。
…なんか、可愛い。
ぐいっと引き寄せて、
優しく隠してる手をとる。
そしたら案の定、
真っ赤な顔。
「ねぇ、翔くん、」
「違う、ごめん、じゅ―「まって!」
今は、俺の話を聞いて。
「俺も、翔くんと目が合うと
すごいドキドキする。
それに、手も繋ぎたいし、
今みたいにこうやって
抱き締めたいなって思うときも
何度もあった!
それは、…好きってことなんだよ。
…そうだよね?」
首筋と耳にかかる、
甘い吐息。
それに、とくん、とくん…と
気持ちいい鼓動。
ねぇ、翔くん。
「翔くん、小さい頃から、
ずっと好き。今も好き。
この気持ちは変わらないよ。
俺と、…付き合ってください。」
まさか、翔くんが…
「…うわぁぁぁ!
もう、なんなんだよ!
違うんだよ!
こんなの変じゃん!
俺男なのに、
なんかわかんないけど…
潤にドキドキしちゃってんだよ!
引くだろ!?ふつーっ!
もうわけわかんねえよ!!
…なんで俺…
……なぁ、潤。」
それって、
俺と、同じ気持ち、ってこと?
ねぇ、翔くん……
今だけ、自惚れてもいいかな。
「……しょうくん、」
「違うんだよ!
軽蔑しないでくれ!
頼む!
今のは忘れてくれ!!」
俯いてしまった翔くん。
あんまり、顔を隠れてなくて、
耳まで真っ赤だ。
…それは、
暑いからじゃないよね。
俺に、ドキドキ…してるから、
なんだよね…?
……好き、って言っても、
引かれないかな。
「翔くん、」
翔くんの肩に手を置くと、
ビクッと肩を震わせた。
…なんか、可愛い。
ぐいっと引き寄せて、
優しく隠してる手をとる。
そしたら案の定、
真っ赤な顔。
「ねぇ、翔くん、」
「違う、ごめん、じゅ―「まって!」
今は、俺の話を聞いて。
「俺も、翔くんと目が合うと
すごいドキドキする。
それに、手も繋ぎたいし、
今みたいにこうやって
抱き締めたいなって思うときも
何度もあった!
それは、…好きってことなんだよ。
…そうだよね?」
首筋と耳にかかる、
甘い吐息。
それに、とくん、とくん…と
気持ちいい鼓動。
ねぇ、翔くん。
「翔くん、小さい頃から、
ずっと好き。今も好き。
この気持ちは変わらないよ。
俺と、…付き合ってください。」