無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

長い長いキスを終えて、
始まるのが、所謂、愛撫ってやつ。


「和、脱がすよ。」

「ん、」


するすると脱がされていく
俺の衣服。

…あー、これからほんとに
シちゃうんだ、って思ったら、
顔が熱くなって。


でも、胸がポカポカしてて。


「…ねぇ。潤くん。」

「ん？」

「ほんとにするの…？」

「そりゃぁー、ねえ？
今頃になって怖いとか
言っても、ダメだからね？

もう俺、スイッチ入っちゃったよ。」

「…ですよねー…。」


怖いわけじゃなくて、
ほんとに俺でいいのかって
話なんだよ。

だって、ねえ？

潤くんの初めて…ではないけど、
それの相手が俺なわけで。

こんな俺でいいのかなって。

こんな十分すぎるもの、
貰っていいのかなって。



「和、触るよ。」


きゅっと胸の突起を摘まむ
潤くん。


…気持ちいい、というよりは、
擽ったい感じ…？

でも、何度かされてると、
気持ちよくなってきちゃって。


「んぅっ…ん、はぁ…っ、」

「和、我慢しないでね。
声だしていいから。」

「んーっ…や、ぁあっ」


つーっと首筋に
舌が這う感覚。

でも、それが刺激になって。


力が入ってこなくて
潤くんの方に体が傾いた。