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相葉side



「だから…違うってば。
ニノ～…」

「違うってなにが！」

「いやだからほんとに…
ニノしかー…」
「あほ！」



原因は俺。…だよな？


ニノが来るって言ったから
ちょっと期待して。

…準備、しちゃったんだよね。


それを今日、寝室を
ニノが掃除してくれてて
誤解…しちゃったんだろうな。


「ねぇ～、ニノ～…
ほんとに違うからさぁ～…

ねっ？機嫌直してよ～…
俺、ニノいないと
寂しいから…」

「知らない！」



耳を赤くさせながら
必死に否定的な意見ばかり
言うニノ。


「俺じゃなくたって
いいんでしょ！

サイテーだっ！」


そうやって
ぷりぷり怒るニノが
可愛くて…つい。


「…違うよ。
ニノとシたかったから…」


…俺は言ってしまったんだ。


「し、したいって…
その、あの…」

「…うん、だから…
ニノと…そういうのを、
シたい…です。」


ぽつりぽつりと
放つ言葉。


ニノは顔を真っ赤にさせて
口をパクパク動かしてる。


「あ、相葉くんとなら…
シてあげないこともない、けど…」

「ん～？」


ちょっと意地悪すれば、

また


「…バカ。」


っていちいち拗ねる。