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相葉side



…ん？


「あれ…？」


ここ、どこ？


「あ、相葉さん起きました～！」


そうか。
俺、倒れたのか。
だってあそこから全く
意識がなくなってる。


…え？
ていうことは、
収録…また始まってないよね？


…やば。

「あの、ニノ！
俺、行くから！」

「え？…ちょ、相葉さんっ。
だめだよっ！！
まだ微熱なんだから…」

「でも！
俺のせいで迷惑…
かけたくないから…」

「…なにいってんだよ！
そっちの方が迷惑だろ！」


…え？


「…どうゆう、こと…？」

「だから！
みんなに風邪なんか
移したら迷惑だって
ことを言ってんだよ！」


…そう、だよね。


「…だから、今日の収録は
仕方ないけど…
諦めてよ…。

…俺、相葉さんが
辛そうにしてるとこ
見たくないよ…


ねえ、相葉さん。
俺のこと、好き？」

「な、なにいってんの。
好きに決まってんじゃん。

何年一緒にいると思ってんの」

「違う…そういうのじゃない
…雰囲気からして、
わからないの？あなたは…」



…え。

……ニノが、
俺のことを好き？
そんなことって、あるの？



…どうしよ。