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甘く、苦く

第65章 お山【I LOVE YOU】

櫻井side



「あ、智くんおはよう。」

「…うん、おはよ。」


智くんの目を見て微笑めば
智くんの顔が俯いた。

…きっと照れてる。
よくするクセ。

俺だけが知ってるクセ。
多分。


「…ふふ、」

「んぁ?」

「智くん、ご飯粒ついてる。」


指でとってあげれば
途端に赤くなる顔。

そういうところ、
大好き。


どこが気に入ったか?
そんなのわかんないよ。

明確じゃないけど、
俺はファンを超えるさとシックだよ。


だって、
智くんしか見えない。


それくらい智くんが好き。

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