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僕達の日常

第4章 ~冬美の剣道術~

BL漫画の新刊2冊を手に、少女漫画の新刊コーナーにいる冬美さんとこに向かった。

「あっ、冬美さんも何か目当ての新刊出てたんだ」

冬美さんは、新刊の少女漫画2冊を手に持っている。

「あぁ、私が愛読してるシリーズモノの2冊だ」

目的の本が見つかった僕達は、レジに並んだ。

◇桃谷商店街◇

-冬美視点-

「なぁ、秋葉
私が、少女漫画とか乙女系の恋愛モノを好むは変だと思うか?」

「女の子だし、別に変って思わないけど」

「そうか」

友達の中で、そう言ってくれたのは秋葉で3人目だな…。

「それが、どうかしたの?」

「いや、ただ初めて夏樹と春香に似たようなことを、言われた時のことを思いだしていたんだ」

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