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僕達の日常

第5章 ~無期停学の逆恨みと動き出す不穏~

春香さんは、妄想しながら僕と夏樹君にお礼を言った。

「秋葉、行きたいとこあるかー?」

「うーん、じゃあ京橋の―――――」

ドクンッ

「ッ!?」

また、あの時の冷たい突き刺さるような殺気…。

後方を見回すと、昨日と同じく怪しい人物はいなかった。

「秋葉どうしたー?」

「えっ、いや虫飛んでる音が近くで聞こえたからさ~」

昨日と同じで誤魔化すことにした。

「そうかー♪」

「秋葉君、虫なんだね」

「そうなんだよ~、ははは(苦笑)」

昨日もそうだけど、何だったんだろう…?

僕は、とりあえず気にせずに3人と一緒に学校へ向かい出す。

-???視点-

「……。」

俺は、昨日と同じで電話をかける。

『もしもし?』

「俺だよ
ターゲットの子供と、一緒に登校してる友達の登校時間は今くらいだ」

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