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僕達の日常

第2章 ~出会いから友達へ~

「えっと、あの…。」

僕が戸惑っていると、男子の横の席に座っている女子が、男子の方を向いて口を開く。

「夏樹(なつき)
いきなりガンガン話しかけたせいで、転校生が戸惑ってるぞ」

女子に注意され、夏樹と呼ばれた男子は申し訳なさそうな表情をした。

「いやぁ、ゴメンなー…。」

男子は、僕に謝るとニカッと笑顔に戻る。

「俺、青島夏樹(あおじまなつき)って言うんだー♪
夏樹で良いぞ、しくよろなー♪」

握手を求めてくる夏樹君。

「よろしくね、夏樹君
僕のことも秋葉で良いよ」

握手を交わしてから、夏樹君は夏樹君の隣の席に座ってる女子と、僕の隣の席に座ってる女子を見た。

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