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黒バスBL

第1章 青峰×黄瀬

「青峰っち・・・?
どうして・・・」


青「お前が急に走り出したから・・・


って 何で泣いてんだよ!?」

「・・・え?」





青峰っちが来たことへの驚きと喜びで、俺は涙を零してしまう。


「うっ・・・ あ 青峰っちぃ~・・・」

我慢できなくなって、青峰っちの胸に埋まって泣いた。


迷惑がられると思ったけれど、青峰っちは優しく 俺の胸をさすってくれた。




その温かい手に安心して、俺があの場を逃げ出した理由を説明した。


恋人らしくないと、少なからず青峰っちに不満を持ってしまった事、
それを相談しに行ったのに「女みてー(笑)」と言われてショックを受けた事、
そして、青峰っちが俺の事を好きだと思ってくれていたと 信じられなくなってしまった事・・・。




全て話し終わると、さっきまで背中をさすってくれていた手が離れて、俺は両腕に抱かれていた。




「あ・・・青・・・峰っち? //」



青「ごめんな・・・ 『女みてー』なんて言っちまって・・・
黄瀬の気持ちに気付いてやれなくて・・・。

告白されたとき ビックリして頭が真っ白になっちまったから、素っ気ない返事しか出来なかったんだ。

しっかり口に出さなくてごめんな。」



青「好きだよ・・・ 黄瀬」



返事はもちろん・・・





「俺も、大好きっス!!」


-完-

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