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(仮)執事物語

第3章 極光の下で〔杜若〕


「ああっ!りるの中……すっげ……熱いっ……」

滅茶苦茶に腰を振るいながら、莉玖が苦し気な声でそう言うと、私はもっと感じて欲しくて彼の欲棒をきつく抱き締める。

「そんな……締めたら……俺、保たないっ……」

「いいよっ!!莉玖っ……来てっ!!私ももう……」

私も自分の限界を伝えると、莉玖は私の手を取り、指を絡めて来る。

「一緒に……いこう……」

莉玖にそう言われて頷けば、彼は私達を高みへ導く為に、より激しく私の中を行き来した。

彼の欲棒が、はち切れそうな程に膨れ上がり、限界へと導く。

「りるっ……愛して……るっ!!」

その言葉と共に、彼と私は大きな淫楽の波に飲み込まれ、砕けた。

私の中で脈打つ莉玖の欲棒は、彼の愛を私へと注ぎ込む。

そして、緑色に揺らめく光のカーテンの下で、私達は何度も互いを求め、愛を確かめ合ったのだった。



~*Finis*~

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