(仮)執事物語
第5章 Frost Flower〔葛城〕
私がそこをヌルヌルに滑りを帯びるまで、執拗に攻め立てますと、お嬢様は可愛らしいお声で鳴き始めました。
私の鼓膜を震わせるそのお声に、私の熱も上昇していきます。
「もっと可愛いお声をお聞かせ下さい」
私が耳元でそう囁けば、お嬢様の亀裂から、ぬめりを帯びた蜜が指に絡まって参りました。
「お感じになっておられるのですね?」
私がそう尋ねますと、お嬢様は恥ずかしそうに頷かれました。いつもはツンツンされているお嬢様が、この時ばかりは子猫の様に可愛らしく従順になって下さるのが堪りません!
私が紫苑お嬢様の敏感な芽を小刻みに揺らしますと、ビクビクとお嬢様が私の腕の中で身体を震わせます。
それがとても嬉しくて、私はお嬢様のそこを沢山弄って差し上げたくなりました。そこで私は、その敏感な芽をキュッと摘まみながら、可愛らしい胸の飾りを指先で弾きました。
「んあぁぁぁ!!」
紫苑お嬢様は、一層大きく背を反らせると、ビクンビクンと痙攣をされながら、達せられました。
頬を桜色に染め、潤んだ瞳で私を見る紫苑お嬢様。半分開いた、さくらんぼの様な濡れた唇が艶めかしく、そそられます。
(ああ!何てお可愛らしい……)
私の滾りも最高潮です!
「お嬢様……」
私はお嬢様の顎に手を添えると、柔らかな唇に口付けました。下唇を食み舌でなぞると、私の舌を受け入れて下さる様に開かれる唇。
私は熱い舌を捻じ込み、お嬢様の口内を探ります。そして舌が触れ合うとお嬢様の舌は、私のそれに絡みついて下さいました。
もう我慢が出来ません!