テキストサイズ

妖怪たぬき

第9章 道路の妖怪

ボクが出かけると道路には妖怪がいっぱい。
自分本意な運転とかで危険を作り出す、交通事故を起こすために生きてるようなヤツ、ジブンホンイーやジコオコーセ、えげつなく見張るポリコー・・

事故やオイコラに遭わないのがキセキだよ。

最近の車は、人や自転車や車がいても止まらないし、交差点も平気でツッこんでくる。

ウインカーも出さずに突然曲がったり、無謀な車線変更をしたり、車線をはみ出して走ったり・・

ユトリーが多いからなとも思ったが、年配に多い。
こんな自分本意なヤツらが育ててきた若者がまともな運転なんてできるワケがない。

自分は気をつけなくても回りが気をつけてくれるとでも思っているのか。

こんなヤツらばかりだから、ポリコーも取り締まりやってたらウハウハだろうな。
どうせやるなら一人も逃さずに捕まえんか、ボケ。

えげつなくせこい点数稼ぎしなくても、こんな自分本意の違反野郎ばかりなのに、せこい点数稼ぎに走るなんて愚の骨頂、無能力をアピールしてるようなもんだ。

自転車で走ってても危険はいっぱい。

物陰から突然飛び出したり、無灯火の自転車がツッこんできたり、こちらはライトピカピカなのにわざわざボクがいる方に寄ってきたり・・

無謀な車にひかれそうになったり。

その度に激怒して怒鳴りつけてるんだけど、妖怪は減らないなぁ。

今日も街にはボクの怒声が響くよ。

こんな交通事故を起こすために生きてるようなヤツらは、頼むから死んでくれないかな。

コイツらが一人死んでくれれば、それだけ道路の危険は少なくなる。

危険運転や無謀運転をするヤツを選んで殺す死神やデスノートいないかな・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ