妄想爆発(アカン)
第5章 ハロウィンの過ごし方②
fj side
-kyの家
今日はキヨの家で実況を撮る予定。
…だったんだけど何故か俺は床に倒れていて、キヨが俺の上に乗っかっている
フ「えっ……?ちょいキヨ、どした?」
キ「…」
キヨはフジの目を見つめるだけで何も言わない
フ「キヨ…?」
キヨ、どうしたんだろう…
キ「…かし」ボソッ
フ「え?何?」
キ「お菓子とかないからいたずら……していいぞ」
キヨの声はどんとん小さくなっていき、言い終わると顔が真っ赤になっていた
フ「……」ポッカーン
フジは突然のキヨの甘えに驚いて口が開いたまま固まった
キ「…何も言わねぇのかよ…やっぱ俺じゃダメだったんだな」
フ「? キヨ何言って…」
キ「…とぼけんなよ、お前が一番分かってんだろ?」
キヨはまだ少し赤い顔のまま少し涙目になりながら怒った声色で言った
フ「キヨ…俺本当に分かんないんだけど…」
キ「俺と付き合ってると同時に女とも付き合ってんだろ?…このビッチ野郎が」
フ「はぁ?!俺が二股?!?」
キ「驚いてんのはこっちなんだけど」
フ「してない!」
キ「お前が女とキスしてたってレトさんが言ってた!!写真も見せられたんだよ!!写真が何よりもお前が女と付き合ってる証拠だろうが!
レトさんに本当に浮気してるか試したらいいよって言われて誘ってみたけど案の定これだ…」
女とキス…??
身に覚えがないんだけど…
フ「キヨ、その写真持ってる?」
キ「あ?持ってるけどなんだよ」
フ「見せて」
キ「…」
キヨはフジの上から退き、携帯を取ってフジに写真を見せた
キ「…レトさんが撮った」
フジは写真を見て思い出したかのように
フ「あ!これ女じゃないよキヨ」
キ「はァ?!」
フ「それドグマさんだよ、ウィッグ被った…」
フジは罰ゲームで女装(?)したドグマにキスされたとキヨに説明した