
フルートゥ
第3章 病みメロン
そんな事聞きたくない 嫌だ 嫌だ
逃げてなんかないよ
俺は…間違ってないよ
俺は…俺なりに
翔「自分を傷つけて何がいいのかな
だって「翔さん!」
翔ちゃんから聞きたくない言葉がどんどん
聞こえている途中 ニノが大きな声で叫んだ
和「辞めましょうよ、その話」
ゲームをパタンと閉じて顔を上げた
翔「うっうん そだよな ごめん」
申し訳なさそうな顔でニノに謝る翔ちゃん
何でニノが止めたのか分からなかった…
ニノのおかで何とか狂わなくて済んだけど
切りたいって衝動が身体を支配した
俺は鞄からカッターを皆にバレないように出して
立ち上がった
