
フルートゥ
第3章 病みメロン
?「何が綺麗なんですか?相葉さん」
いきなり誰かの声が聞こえた
やばい、ヤバイ、 と思って瞬間的に
カッターをしまって素早く手首に包帯を巻く
?「相葉さん、開けて下さい」
ドアを トントンとノックされて
ずっと閉じ篭っていても怪しまれるから
俺はゆっくりと鍵を開け恐る恐るドアを開けた
そこには…
少し困った顔の今にも泣きそうなニノが立っていた
雅「なっなんでいるの?」
動揺を隠せない俺
和「ねぇ、相葉さん…」
俺の質問に答えようとしないニノ
次にどんな言葉が出るのか怖い
和「今日、相葉さん家行っていい?」
え? 俺が予想してた言葉とは全く違った
そんな事かぁって思った
雅「うん、いいよ」
顔に笑顔を貼り付けてそう
答えると嬉しそうな顔をするニノ
その返事を待ってたみたいに
トイレから出て行った
俺も後を追うようにトイレから出て楽屋に戻った
