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いらっしゃいませ

第21章 暁月

猫の寿命をはるかに越えて

尻尾が二つに分かれても

おれ達は 5匹

のんびりと 生きてた。



人里を少し離れ 花が咲き 木の実が成り 小鳥が唄い 小動物が自由に生きる。

寝床の心配も無く
食べ物の心配も無く
天敵もいない

五つのぬくもりが このうえなく 幸せ。










だと

思ってた






その時まで




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