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『…璃子…』

優しく名前を呼ぶと 体を離して額にかかる髪を掬いながら 私の唇に視線を落とす。

私は自ら顎を上げて唇をほんの少し開いた。

親指で輪郭を確かめるようにゆっくり撫でられると 京介さんの顔が近づき 唇が重なった。

唇が重なると私は彼のトレーナーの裾から背中に指這わしそのまま引き上げるようにして脱がせる。

一瞬離れた唇はすぐにまた絡まり合い もっと近くに感じたい私は膝で立ち彼の首に腕を回す。

何度も何度も角度を変えて 舌を夢中で絡めて貪るようなキスをかわす。

重ねても重ねても足りなくて

きっと求め合うってこういうことで

『……ん…』

首筋に舌を這わされると私は 京介さんの髪をクシャリと掴み身を任せた。

『……ハァ…アッ…』

胸を掬い上げられピンク色の小さな粒にキスを落とされると体中に電気が走り私の背中は弓のように撓る。

そのままゆっくりと倒されると 両手で掬い上げ粒に舌を這わせる

『……んっ…ハァ…』

吸い上げて舌で転がして私の体を攻め立てる。
彼の舌先が体に触れる度に私の体は疼き彼を求める。

京介さんは片足を持ちあげると体を起き上がらせて 一瞬 優しく微笑んだ後

『……えっ…ヤダ…』

足の指にキスを落とした。

『……汚い…やめて…』

私は咄嗟に足を引こうとバタつかせるけど 京介さんは私を見下ろしながら足の指一本一本に舌を這わす。

『…汚いとこなんて璃子にはないよ…体全部俺に感じさせてよ』

『……んっ…やめて…』

京介さんはゆっくりと私の足に長い舌を這わす。

足の裏をツーッと舐めあげると今度は指先にキスを落とし食む。

『…おいし…』

その姿は見とれてしまうほど妖艶で 見下ろされているその瞳で全身を愛撫されているようだった。

唇をふくらはぎから太股へ少しずつ進めていく。

『……ハァ…』

まるで私の体にマーキングするように這わす唇。

内腿に顔を埋めると鈍い痛みと共にキュッと吸われた

『…やべぇ…』

白い肌に鈍い朱色の痕。京介さんしか見えない場所。

その痕にもう一度キスを落とすと そっと
撫で上げて もうたっぷりと潤った泉にそのまま指を這わせた。

『……アッ……んっ…』

彼の指は私の弱い場所をしっかりと覚えていて

『……ハァ…んんっ…』

私の一番弱いところを開くとキスを落した。