無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

『べぇーって。』

視線が絡めば引き寄せられるように唇を重ねてしまう俺たち

そうなると やっと鳴いた可愛い声は封印されてしまうのは必然で

だからと言って唇を離しても 押し上げてくる何かに耐えるその姿を映してしまえば

『…璃子…。』

また唇は重なってしまう。

『…んはぁ………うくっ…。』

でも 合間に洩れる甘い吐息と潤んだ瞳は 喘ぎ声よりも雄弁に璃子の状況を物語る。

『抱っこしてほしいんだろ？』

返事の代わりに手を伸ばし首に絡めて

いつものように背中に手を廻して抱き起こし俺の上に跨がらせると

『…んあぁ…。』

奥に刺さるんだよな。

腕に力を込めて俺の首筋に顔を埋めて

『おまえのココあったかいな。』

暖房も付けていないこの部屋。でも熱をもった俺たちにはこの室温が結構快適で

『着けてねぇと伝わってくるんだな…ナカのあったかさ。』

コイツの体を味わうようにゆっくりと攻めたてるから余計に感じて。

『ねぇ…ハァ…京介……気持ちいい？』

顔を埋めながら 小さな声でわかりきったことを口にして

『あぁ。璃子は？』

顔を俺の目の前に向き直らせ 頬に耳に唇を落とすと頬を染め 唇を求めながら

『…あんぅ……気持ちいい…。』

その可愛さに応えるように 突き上げる腰の動きを少し早め 二人の心をより重ね合わせる。

奥を攻め上げる度に仰け反る背中 白い喉元 そして徐々に締め付ける熟した璃子のナカ

『…んぅ……はくっ…。』

求めてやまないピンク色に艶めく唇に赤く濡れた細い舌。

そのすべてが堪らなく愛しくて

『…アッ……イヤァ……。』

わざと避けてたコイツのイイところに打ち付けてみたりして。

『我慢しないで イケって。』

いつもならとっくに限界迎えてるくせに 今日は何度も体を震わせながら俺の背中に爪を立て必死に我慢する。

『…うっ……イヤ……ハァっ。』

首を振り必死に耐えながら眉間にシワを寄せ微笑むコイツは

『今日は……一緒がいい……ダメ…？』

やっぱり 俺を煽る天才で

『んじゃ……ご期待に応えましょうか。』

ゆっくりとシーツに寝かせると 璃子は俺の頬に手を添え引き寄せて

『…愛して…。』

俺を誘う。

『徹底的に愛してやるからへばんなよ。』

さて

おまえがいつも一人で旅立つ白い世界…今宵は二人仲良く旅立ちましょうか。