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あなたの色に染められて

第8章 おしゃべりな彼


『こっちは?…やっぱりな。』

いつもよりおしゃべりな京介さんはショーツのなかに手を忍ばせると もう潤み始めている秘部に指をスルリと這わした。

『…イャっ…』

足を閉じようとしたって彼に股がっているから身動きもとれない

『…エロいなぁ璃子は。』

まるで私が自ら彼の指を誘い込んでるかのように彼の指は意地悪に絡めて

『…聴こえる?璃子の音。』

聴こえないわけがない。

わざとなんじゃないかってぐらい大きな音を出しながら掬うように長い指を出し入れするから

『…お願い…京介さ…』

私は彼と視線を合わせないように首を振り快楽を逃がす。

でも、彼は意地悪だから額を重ねて

『逢いたかった?』

私の反応を見ながら言葉を紡ぎ

『…はぃ…』

『だからこんなに濡れてるの?』

『…アッ…』

意味深にニコリと笑って

…ビクッン

指を引き抜いた。

『ここも可愛がってやらなきゃな。』

『…ハァッ…』

指で蜜を拭いとり一番敏感な蕾にそっと触れる。

…甘くて苦しい刺激

『ふっ…もうコリコリ。』

『止めてください…』

カーテンも閉めない 日差し溢れるこの部屋。

私はもう抵抗さえも出来ない。

『こうやって撫でるのと…』

蕾をゆっくり上下に擦る指先

『…イヤ…ぁ…』

『それともこう?』

いたずらに笑うと今度は蕾を滑らせるようにリズムよく摘まみあげる

ビクッ……

『……ハァ……んっ…アッ……んんっ。』

『こっちだな。』

まったく違う快感を与えられ背中が弓のようにしなり天井を仰いだ。

『…京介さ…お願い…』

彼は私の露になった首筋に舌をツーッと這わせ そのまま顔を埋めてカプリっと甘噛みすると耳元で

『じゃ、もっと気持ちよくさせてやるよ。』

『…止めて…』

彼はソファーから降りると私の足を高くあげ秘部を露にした。

『いただきます。』

『…んっはっ…』

柔らかな舌が花を咲かせようと蕾を可愛がる。

止めることなく続く舌の動きは私を白い世界へとあっという間に連れていく。

『……ハァ……ハァ……』

『…早いな…もうイッちゃたの? 』

京介さんは濡れた唇を私の股にキスをしながら拭うと

『まだだからね。』

そう言ってパーカーを脱ぎ去り瞳の色を変えた。

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