
虹色の精霊に導かれて…
第7章 ハワイの夜 1泊目 ①
櫻井視点
部屋に入ると、一気に緊張が抜けていく。
鞄を無造作にベッド下に置くと、ソファーに座り込んだ。
「あー疲れた…」
頭の中がグルグルしている。
(お腹も空いた…)
時計で時間を確認する。
明日が迫ってきていた。
「パパッと浴びましょうぉ!それから、みんなで何かつまみながら、お酒飲みましょ!」
誰もいないのに、誰かに話すように話しながらシャワーに入る。
少し熱めのシャワーで浴槽を温める。
「汗かいたなぁ洗濯しないとまずいかな?」
温度調整をしながら、ブツブツ呟く。
「でもなぁ。一日分で回すには、少ないよなぁ…」
脱ぎ捨てた服を洗濯ネットに押し込む。
洗面台の花瓶にハイビスカスの花が一輪活けてあった。
(ハワイの精霊様にもらった『花』はどこ行ったんだろう…)
聖地で確かに手の中にあった。嵐の俺色のハイビスカス。
いつの間にか見当たらなくなっていた。
(リハーサル中はさすがに気にならなかったけど…
誰にも聞けなかった…
聖地の記憶があまりにも曖昧なんだよな…)
シャワーを浴びて、タオルで体をふいて、鏡の前を通ると、
洗ったばかりの髪に 真っ赤なハイビスカスの花が髪飾りの様に刺さっていた。
「あ!」
急いで頭を触ると、確かにそこに花がある。
「ここにあったんだ!」
触れるけど、取る事の出来ない花の髪飾り。
ちょっとポーズを撮りながら確認する。
「みんなも刺さってるのかな?」
無性に皆に会いたくなった。
「よし!雅紀の部屋行こう!」
そのまま寝てもいいように部屋着に着替えて、雅紀の部屋に向かう。
部屋に入ると、一気に緊張が抜けていく。
鞄を無造作にベッド下に置くと、ソファーに座り込んだ。
「あー疲れた…」
頭の中がグルグルしている。
(お腹も空いた…)
時計で時間を確認する。
明日が迫ってきていた。
「パパッと浴びましょうぉ!それから、みんなで何かつまみながら、お酒飲みましょ!」
誰もいないのに、誰かに話すように話しながらシャワーに入る。
少し熱めのシャワーで浴槽を温める。
「汗かいたなぁ洗濯しないとまずいかな?」
温度調整をしながら、ブツブツ呟く。
「でもなぁ。一日分で回すには、少ないよなぁ…」
脱ぎ捨てた服を洗濯ネットに押し込む。
洗面台の花瓶にハイビスカスの花が一輪活けてあった。
(ハワイの精霊様にもらった『花』はどこ行ったんだろう…)
聖地で確かに手の中にあった。嵐の俺色のハイビスカス。
いつの間にか見当たらなくなっていた。
(リハーサル中はさすがに気にならなかったけど…
誰にも聞けなかった…
聖地の記憶があまりにも曖昧なんだよな…)
シャワーを浴びて、タオルで体をふいて、鏡の前を通ると、
洗ったばかりの髪に 真っ赤なハイビスカスの花が髪飾りの様に刺さっていた。
「あ!」
急いで頭を触ると、確かにそこに花がある。
「ここにあったんだ!」
触れるけど、取る事の出来ない花の髪飾り。
ちょっとポーズを撮りながら確認する。
「みんなも刺さってるのかな?」
無性に皆に会いたくなった。
「よし!雅紀の部屋行こう!」
そのまま寝てもいいように部屋着に着替えて、雅紀の部屋に向かう。
