
虹色の精霊に導かれて…
第10章 羽と尾と鼻と目と耳
相葉視点
(松潤のバカ!!変な事言うなよぉ)
部屋から出て、ずっとカズが気になってしょうがない。
(なにも言わない…この、静かさがコワイ…)
ニノの部屋に着いた、のに…
なかなか部屋に入れないカズ
(開けろって事ですか?)
「ねぇ?カード出して?」
そっと声をかけると「あ…うん」と小さく呟くと、ロングTシャツのポケットからカードを出した。
ニノのカードを使って扉を開けると、
カズは無言で真っ直ぐベッドにダイブする。
「あぁ…もう、そんな向きで寝たら…体に…
ほら、もうちょっとだけ、起きてて…」
体の向きや、枕、クッションを体の周りにセットしてくれる。
N「いつも…すまないね…」
布団の上で、手をふるふるさせながら笑っている。
(志村さんのコント?みたいな事言うなよ…
でも、乗ってあげるよ)
「それは言わない約束だろ?おっかさん(笑)」
掛け布団をカズの体の上にフワッとかける。
カズが「ふふっ」と笑って見あげてくる。
(ご機嫌になった…よかった…)
N「部屋に戻ったら、電話して?迎えに行くから…」
掛け布団を両手で持ったカズが話しかけてきた。
(迎え…ああ、聖地の宴の事だね…)
胸のペンダントが温かい…
「今日はこれがあるから…」
首から聖地で貰った花を出す。
N「そうだね…祝福貰ったもんね…」
カズも自分の頭にある花をそっと触っている。
(カズの花は‘黄色’なんだね♪
五人でご飯やお酒を飲んでいる間に、なんとなくわかった。
聖地で温かい光が、この花をくれた意味
“嵐の色”なんだね…
だから、俺は緑…
なんで、葉っぱの色なんだろうって思っちゃった…
“相葉”の‘葉’とか、狙ったの?とか
思いついた時は笑ったし…)
(松潤のバカ!!変な事言うなよぉ)
部屋から出て、ずっとカズが気になってしょうがない。
(なにも言わない…この、静かさがコワイ…)
ニノの部屋に着いた、のに…
なかなか部屋に入れないカズ
(開けろって事ですか?)
「ねぇ?カード出して?」
そっと声をかけると「あ…うん」と小さく呟くと、ロングTシャツのポケットからカードを出した。
ニノのカードを使って扉を開けると、
カズは無言で真っ直ぐベッドにダイブする。
「あぁ…もう、そんな向きで寝たら…体に…
ほら、もうちょっとだけ、起きてて…」
体の向きや、枕、クッションを体の周りにセットしてくれる。
N「いつも…すまないね…」
布団の上で、手をふるふるさせながら笑っている。
(志村さんのコント?みたいな事言うなよ…
でも、乗ってあげるよ)
「それは言わない約束だろ?おっかさん(笑)」
掛け布団をカズの体の上にフワッとかける。
カズが「ふふっ」と笑って見あげてくる。
(ご機嫌になった…よかった…)
N「部屋に戻ったら、電話して?迎えに行くから…」
掛け布団を両手で持ったカズが話しかけてきた。
(迎え…ああ、聖地の宴の事だね…)
胸のペンダントが温かい…
「今日はこれがあるから…」
首から聖地で貰った花を出す。
N「そうだね…祝福貰ったもんね…」
カズも自分の頭にある花をそっと触っている。
(カズの花は‘黄色’なんだね♪
五人でご飯やお酒を飲んでいる間に、なんとなくわかった。
聖地で温かい光が、この花をくれた意味
“嵐の色”なんだね…
だから、俺は緑…
なんで、葉っぱの色なんだろうって思っちゃった…
“相葉”の‘葉’とか、狙ったの?とか
思いついた時は笑ったし…)
