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虹色の精霊に導かれて…

第11章 ここは聖地≪クカニロコ≫

五人共通


受け取ったものだけに言葉が添えられた。


It's rest for a body
It's a blessings in a soul


 器に休息を  魂に祝福を



 五人の体は虹色の輝きに包まれ、地表にフワッと舞い降りた。




N「地上に戻りましたね…」
 靴でトントンと音を立てる二宮。

A「空にいたのかな?」
 手を大きく伸ばしている相葉。


O「みんな…花を貰ったんだね…」
 大野がメンバーを見回す。

M「もらった」
 大事そうにその花を両手で持っている松本。



A「あ…チーフだ!」
 相葉が小さい人影に気が付く。


A「チーフ!ただいまぁ~」
 相葉が手を振っている。


N「そんな大声出さなくても、聞こえますよ」
 怪訝そうな顔で相葉の横を歩く二宮。


S「…………」
 櫻井が花を見ながら歩き出す。

N「翔さん…」
 二宮が声を掛けるが、返事はない。


 大野も櫻井を目で追う。


M「この花なんて種類なのかなぁ~ねーリーダー」
 松本は紫い花を観察しながら大野と歩きだす。


O「おいらは、青い花だった」
 松本に自分の頭に付いている花をみせる大野。



チーフ「おかえり…気分はどう?」
 チーフが走ってきた。

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