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相葉視点

「大ちゃん！俺は！！」

Ｏ「雅紀は『スーパーアイドル』」

「ヒロミさんに言われたヤツじゃん！！」

（違うの欲しい！！）

Ｏ「じゃ〝ミラクルアイドル〟」

Ｓ「ミラクルかぁ！いいね♪お兄さんノッて来ましたね♪」
　メモ取りながら笑っている翔ちゃん。

Ｏ「ノッてきたよぉ！そうゆう翔くんは……〝知的アイドル〟かな？」
　大ちゃんが“ふにゃ”っと笑った。

Ｓ「なにその『…かな？』もっとないのオリジナリティーなヤツ」
　翔ちゃんが口を尖がらして、不服を訴えている。

Ｏ「…う～ん…」
　考え込む大ちゃん。


（本気で悩んでいる…）


Ｍ「じゃ、俺は？ねぇーリーダー？聞いてる？」
　考えてる大ちゃんに必死に自分をアピールしている潤くん。

（必死だね。ふふ俺がつけてあげようかな♡）


「松潤は〝イケメンアイドル〟だよ！一番カッコいいもん！」
顔の筋肉をめいっぱい使ってウインクを潤くんに向ける。


Ｍ「そ、そりゃ、どうも…」
　嬉しそうに笑う潤。

（カズみてみて！潤くんが笑ってくれた！！…あれ？）

Ｎ「……」

（カズ？どうしたの？なんで、下を向くの？）


　大ちゃんがカズの顔を覗くようと首を傾げる。


「はい！〝愛の結晶〟ってどう♪」
大ちゃんとカズの間に割り込む。

（ねーどうしたの？こっち向いて！）
カズの顔を見る。

Ｎ「…子供ですか？」
　機嫌の悪い目で俺を見る。


（そんな目で見ないで…）
「ダメ？いいと思ったけど…」

（みんなの愛があって俺たちここに…）

Ｍ「うーん？愛より〝奇跡の結晶〟の方が良くない？」
　潤くんがカズの機嫌を取るために言葉をくれる。


　カズが何も言わず、大ちゃんの後ろに隠れる。


（やっぱり…俺…なんか気にさわる事したの？かな？…）