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虹色の精霊に導かれて…

第20章 本番前のリハ

スタッフ「いよいよですね」
 カメラを持ったスタッフが大野に話しかける。


O「そうですね…」
 会場を見舞わす大野。

O「やっぱ海 見えるってのが すごいよね 普通 見えないから」

    ・・・
後ろを確認する大野

O「それが やっぱ…
  でもね ちょっと 入りたくなるんだよね ハハハ」

スタッフ「少し リーダーのコメントもDVDに入れたいから、いいですか?」


O「デビュー当時の船乗ったり あと パイナップル畑とか行ったんだけど

 全部は思い出せないけど その当時の気持ちだったり その景色だったりとか うっすら覚えてるから
 それをよく思い出す
 “あ~ あの時 やめたかったよなぁ”とか でも それが 何だろうな…もどかしい感じ」
胸を撫ぜる大野。


O「かゆい感じがする 今 思うと…」

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