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虹色の精霊に導かれて…

第3章 出発点への道

A「なんかさ、お腹空いてない?」
 相葉がお腹を摩りだした。


A「翔ちゃんのお迎えまで時間あるよね。ご飯食べない?」


M「確かに…」
 松本が時計を見ている。

N「マック!近くにマックがあるよ」
 スマホで すかさず、検索かける二宮。

A「えーハワイでマック?」
 乗り気でない相葉。

N「本場だよ!」
 食い下がる二宮。

A「確かにそーだけど…大ちゃんは?なに食べたい?」
 押し通しそうな二宮を回避するため、大野に話をふる。


O「今は別に…いらない…」
 元気のない返事をする大野。


少し沈黙


M「どうせならさ、ちゃんとした物食べたいよね」
 松本も検索かけ始める。

N「じゃ、ここは?L&Lバーベキュー?」
 検索結果を松本に見せる二宮。


※L&Lはハワイにあるローカルフードチェーン店です



M「あ!その店のロコモコ美味しいよ、あとサイドも充実。そこにしよう!」
 パッと笑顔になる松本。

N「食べた事ある?」
 ちょっとビックリの二宮。


M「あるある。超うまいよ。安いし量あるし。
  いろいろ頼んでシアできるよ。
  あーでも、
  ロコモコは一人一個かな?結構入る味だった…」
 前回食べた時の事を思い出している松本。

N「分かりました。ここにしましょう…
  撮影に支障が出ない物を買ってきてくださいね」
 情報を素早く松本の端末に送信する二宮。

A「よろしく!!」

M「え!俺が買いに行くの?」


A「食べた事あるんでしょ?味知ってる人が行かないと、何が美味しいかわからないじゃ?」


M「まぁ確かに…Driver!    I'd like to go to L&L.」

運転手「日本語ダイジョウブですよ」

三人「そうなの!!」
 ハモる三人。

O「ふふっ ハモった」
 大野が肩を降らして笑う。

M「なーんだ!!結構、発音頑張ったのに!!」
 照れる松本。

A「翔ちゃんみたいだったよ!!」

N「いやぁMJだったよぉ」

 車の中は笑い声が広がっていた。

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