
虹色の精霊に導かれて…
第29章 〜インタビュー映像〜 メインステージの下
大野がバック転をして、メインライトが消え、モニターに観客を注目させる。
スタッフたちに誘導され、メインステージの下の着替えスペースで、手早く次の衣装に着替え始める。
普通に歩いているつもりが、足が上がらない二宮。
浜地「二宮さんこちらへ」
浜地が俺を支える。
N「浜地…さっきより、ヤバい…もう足が痺れちゃって…」
浜地「体に負担がかかっています。『プロテクト』かけますか?」
N「ダメだ!」
浜地を睨む。
浜地が困った顔で二宮を見つめる。
N「…みんなが気づく…」
床に顔を向け、小さく呟く二宮。
浜地「しかし、後半戦をこの状態で進めますと…明日のプログラムは難しくなります」
スタッフ「二宮さん?」
N「ああ 着替える…」
浜地から離れ、自力で自分のスペースに向かう。
黒いカーテンを開けてもらって中に入る
N「もう足が痺れちゃってダメだ!」
密着のカメラに聞こえるように言う。
スタッフ「ここへ」
自分のスペースにある長椅子は簡易的なベッドになっていた。
スタッフ「水分は?」
ストロー付きのボトルを見せる。
(あーもう準備してたんだねぇ)
スタッフ「後半戦が…」
N(バカ カメラに拾われる声出すな!)
スタッフ(すみません)
頭を下げるスタッフ
N(マジ…古傷も痛み出した…)
腰や左足を触る。
(さっきから、小さいけど"圧"がかかってきた…このままだと、潤くん辺りが動き出す…)
浜地「二宮さん…」
N「乗り切れる!!」
スタッフ「痛み止め用意します!」
スタッフたちに誘導され、メインステージの下の着替えスペースで、手早く次の衣装に着替え始める。
普通に歩いているつもりが、足が上がらない二宮。
浜地「二宮さんこちらへ」
浜地が俺を支える。
N「浜地…さっきより、ヤバい…もう足が痺れちゃって…」
浜地「体に負担がかかっています。『プロテクト』かけますか?」
N「ダメだ!」
浜地を睨む。
浜地が困った顔で二宮を見つめる。
N「…みんなが気づく…」
床に顔を向け、小さく呟く二宮。
浜地「しかし、後半戦をこの状態で進めますと…明日のプログラムは難しくなります」
スタッフ「二宮さん?」
N「ああ 着替える…」
浜地から離れ、自力で自分のスペースに向かう。
黒いカーテンを開けてもらって中に入る
N「もう足が痺れちゃってダメだ!」
密着のカメラに聞こえるように言う。
スタッフ「ここへ」
自分のスペースにある長椅子は簡易的なベッドになっていた。
スタッフ「水分は?」
ストロー付きのボトルを見せる。
(あーもう準備してたんだねぇ)
スタッフ「後半戦が…」
N(バカ カメラに拾われる声出すな!)
スタッフ(すみません)
頭を下げるスタッフ
N(マジ…古傷も痛み出した…)
腰や左足を触る。
(さっきから、小さいけど"圧"がかかってきた…このままだと、潤くん辺りが動き出す…)
浜地「二宮さん…」
N「乗り切れる!!」
スタッフ「痛み止め用意します!」
