
虹色の精霊に導かれて…
第29章 〜インタビュー映像〜 メインステージの下
スタッフ「痛み止めを打ちます」
N「やぁー」
筋肉注射は痛い。そして、揉まれるのも痛い。
だが、その痛みに耐えれば、体に響く腰の痛みが緩和される。
スタッフ「あと、1分!」
着替えが終わった松本、急いで、二宮のスペースに近づく。
二宮は色々負担がかかっていた、筋肉をほぐすマッサージをうけていた。
松本の目が険しくなる。
N(そんな 目をするなよ)
M「ジャンプアップやめる?」
折りたたみ椅子に座って俺を見据える松本。
(だから…)
N「大丈夫!大丈夫…」
M「いける?」
眉を動かしながらいう松本。
N「う、うん…」
あまりの眼力に目を逸らす。
M「スライドアップでもいいよ」
嵐松本でなく、潤くんの声がした。
顔を上げると、沢山瞬きをしながら、頷いている。
O「スライドにしようよ!」
大野さんが、決定事項のように声をかけてきた。
N「いいの?」
確認を取ろうと大野の方を向く。
大野大きくうなづく。
M「スライドアップ!」
立ち上がる松本。
スタッフ「スライドアップ?」
確認するスタッフ。
スタッフ「スライドアップ!オッケイ!」
他のスタッフに聞こえるように、復唱する。
M「キューは自分たちで出す!」
二宮の意見関係なく話をすすめる松本。
スタッフ「はーい!」
スタッフたちが慌ただしく動き出す。
N(潤くん!)
カメラに拾われない声で呼ぶ。
M(従え!)
強い眼差しで見られた。
N(は…はい)
スタッフ「スライドで行きまーす!
担当のスタッフが確認しあう。
スタッフ「あと、30秒です」
M「よし、いくぞ!」
N「おう!」
A『このコンサートの肝になる部分っていうのは… ………』
M「堂々と立ってて」
ボーンボーン
古時計の鐘の音が響く。
スタッフ「まもなく!」
M「スタンバイ!」
N「レリー!」
‘Tree, two, one,’
リフトの上にしゃがんで指でカウントする。
‘go!’
手のひらを広げ 上に突き出す。
リフトが一斉に迫り上がる。
N「やぁー」
筋肉注射は痛い。そして、揉まれるのも痛い。
だが、その痛みに耐えれば、体に響く腰の痛みが緩和される。
スタッフ「あと、1分!」
着替えが終わった松本、急いで、二宮のスペースに近づく。
二宮は色々負担がかかっていた、筋肉をほぐすマッサージをうけていた。
松本の目が険しくなる。
N(そんな 目をするなよ)
M「ジャンプアップやめる?」
折りたたみ椅子に座って俺を見据える松本。
(だから…)
N「大丈夫!大丈夫…」
M「いける?」
眉を動かしながらいう松本。
N「う、うん…」
あまりの眼力に目を逸らす。
M「スライドアップでもいいよ」
嵐松本でなく、潤くんの声がした。
顔を上げると、沢山瞬きをしながら、頷いている。
O「スライドにしようよ!」
大野さんが、決定事項のように声をかけてきた。
N「いいの?」
確認を取ろうと大野の方を向く。
大野大きくうなづく。
M「スライドアップ!」
立ち上がる松本。
スタッフ「スライドアップ?」
確認するスタッフ。
スタッフ「スライドアップ!オッケイ!」
他のスタッフに聞こえるように、復唱する。
M「キューは自分たちで出す!」
二宮の意見関係なく話をすすめる松本。
スタッフ「はーい!」
スタッフたちが慌ただしく動き出す。
N(潤くん!)
カメラに拾われない声で呼ぶ。
M(従え!)
強い眼差しで見られた。
N(は…はい)
スタッフ「スライドで行きまーす!
担当のスタッフが確認しあう。
スタッフ「あと、30秒です」
M「よし、いくぞ!」
N「おう!」
A『このコンサートの肝になる部分っていうのは… ………』
M「堂々と立ってて」
ボーンボーン
古時計の鐘の音が響く。
スタッフ「まもなく!」
M「スタンバイ!」
N「レリー!」
‘Tree, two, one,’
リフトの上にしゃがんで指でカウントする。
‘go!’
手のひらを広げ 上に突き出す。
リフトが一斉に迫り上がる。
