
虹色の精霊に導かれて…
第38章 メンバー
櫻井視点
「そろそろ 僕ら退室します」
小声で進行のスタッフに伝える。
進行スタッフ「もうですか?」
明らかに困った顔をして腕時計で時間を確認する司会者。
(ごめんね そっちにも 都合があるだろう…)
進行スタッフ「あの 一言だけでも挨拶とかダメですか?」
すり合わせたいをヒシヒシ感じる。
(スンナリは帰れないかぁ
とりあえず…ニノと雅紀だけ… いや 潤も一緒の方がいいか…
じゃ 智くんと二人でこの場を…)
「わかりぃ…」
スタッフに返事をしようとしたら、グイッと腕を引かれた。
(え?)
振り向くとチーフがいた。
チーフ「流してください」
司会者に手のひらを見せて振った。
進行スタッフはホッとした顔をした。
チーフ「櫻井 勝手に話を進めるな」
小声だが少し怒っているチーフ。
「ごめん…」
チーフの声で自分が冷静で無くなっていたことに気づく。
(そうだ…
なぜ ぶっちにすぐ 声を掛けなかった…
俺がいきなり動かなくても 調整はマネージャー達がしてくれるのに…)
吉桜「ここは我々にお任せください」
吉桜が直立姿勢でいう。
チーフ「そうだぞ そのための俺たち専属チームだ」
「はい」
チーフ「いま 橋本さんと浜地が陣を張っている。
張り終わった時点で、お前たちは 飛べ」
チーフの力強い支持が来る。
「わかりました。 じゃ、こっちはよろしくお願いします」
本郷「うちの相葉くんをよろしくです」
キラッと白い歯を見せる本郷くん。
「ええ」(言われなくても 守りますよ)
「そろそろ 僕ら退室します」
小声で進行のスタッフに伝える。
進行スタッフ「もうですか?」
明らかに困った顔をして腕時計で時間を確認する司会者。
(ごめんね そっちにも 都合があるだろう…)
進行スタッフ「あの 一言だけでも挨拶とかダメですか?」
すり合わせたいをヒシヒシ感じる。
(スンナリは帰れないかぁ
とりあえず…ニノと雅紀だけ… いや 潤も一緒の方がいいか…
じゃ 智くんと二人でこの場を…)
「わかりぃ…」
スタッフに返事をしようとしたら、グイッと腕を引かれた。
(え?)
振り向くとチーフがいた。
チーフ「流してください」
司会者に手のひらを見せて振った。
進行スタッフはホッとした顔をした。
チーフ「櫻井 勝手に話を進めるな」
小声だが少し怒っているチーフ。
「ごめん…」
チーフの声で自分が冷静で無くなっていたことに気づく。
(そうだ…
なぜ ぶっちにすぐ 声を掛けなかった…
俺がいきなり動かなくても 調整はマネージャー達がしてくれるのに…)
吉桜「ここは我々にお任せください」
吉桜が直立姿勢でいう。
チーフ「そうだぞ そのための俺たち専属チームだ」
「はい」
チーフ「いま 橋本さんと浜地が陣を張っている。
張り終わった時点で、お前たちは 飛べ」
チーフの力強い支持が来る。
「わかりました。 じゃ、こっちはよろしくお願いします」
本郷「うちの相葉くんをよろしくです」
キラッと白い歯を見せる本郷くん。
「ええ」(言われなくても 守りますよ)
