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虹色の精霊に導かれて…

第96章 嵐にしやがれ 嵐の休日inハワイ 櫻井編


ピピピピ

(うるさいなぁ…)

ベッドサイドに置いている時計に手を伸ばし布団の中に連れ込む。

布団の中で時計の表示を確認する。

  10:30を表示している。

(もうこんな時間か… 朝飯…)

顔だけ布団から出す。

 側のテーブルに吉桜が用意したのだろう皿がある。


(あぁもっと寝たい…でも 今日はしやがれだ…飛行機の時間あるから…起きないと…)

 布団の中でゴソゴソ体を動かしながら、スケジュールを思い出している。


ピピピピピ

「わっ 何だよスヌーズ機能付きかよ!びっくりした…」


ベッドに座った状態になった自分。


「起きろってことね… 起きますか! よいしょ!!」
ベッドの上で立ち上がり、バスルームに向かう。


ささっと身支度を済ませ、しやがれ用の荷物をクローゼットから出す。


「忘れ物は無いかな…」
鞄の中身を確認していると、携帯のバイブが震える。


「おっと 11時過ぎてるじゃんか!!!」
急いで鞄に物を詰め込んで、部屋を出る。


エレベーターに飛び乗る。


(今日の同行Dは川口信洋が待っているはず…)


チン
 エレベーターが開いてロビー出ると


川口「おはようございます!」
 D川口がカメラをもって手をふる。


「おまたせ!ごめんね だいぶ待ったでしょ?」

川口「大丈夫ですよ そんなに慌てなくても…」
 長い付き合いのD川口は優しい。


「いそがなきゃ!」
(ホテルから今すぐ出たい。
 空港までの時間はこの時間は読みにくい。飛行機だけは余裕を持って行きたい)


川口「櫻井さん!」
 D川口が背後から声をかけてきた。

「ん なに?」


川口「番組的な登場のシーンがほしいです」

「いるの?」
(車移動のロスをなくしたかったのに…)


川口「いります!」


「じゃ そこ曲がって登場する…でいい?」

川口「はい」


11時30分

「おはようございます」
川口カメラに向かって歩いて行く。


川口「今日はどちらに?」


「今日はね オアフから離れてカウアイ島に行きます」


川口「では 車で空港に向かいましょう」

「おう さっそく移動 GO!!」


川口「ありがとうございます」


「ホントにいる?使う?」

川口「使いますよ!!」

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