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Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【のさまじょさま・にのあい】

(富士の樹海・サバイバルゲーム・迷彩)



ツタタタタタ…

激しく弾が飛ぶ音がする。


富士の樹海の中を、エアソフトガンを持ちながら突っ走る。

前方に人影が見えた。


「いただきーっ!」

叫びながら発射する。


「隙ありっ!」

頭上から声がしたかと思ったら、ペイント弾が被弾した。


自慢の迷彩のツナギに、赤のマーキングをされてしまう。


「師匠…木の上はズルいっすよ…」

「なあに言ってんだ…勝つためなら俺はなんでもするぜ?」


そう言うと、木の上の師匠が笑う。


「ほら、死んだんだから、デッドゾーン行けよ」

迷彩のバンダナで眉を隠した師匠は、後方を親指で指した。


「俺もそっちいっていいっすか?」

「あ?いいぜ?」


するすると木に登ると師匠が座ってる枝の根元に座った。


「隙ありっ!」

後ろから師匠に抱きついて引き寄せた。


「あっ…雅紀っ…やめっ…」

「隙を見せるのが悪いんですよ?」


耳元に口を寄せて言った。

「か・ず♡」

途端に、耳まで真っ赤になって身を捩る。


「弟子のくせにっ…!」

お尻をさわっと触る。


「ここに俺の、被弾させていい?」

「ばっ…バカ弟子っ!」


「うふふ…かーわいい師匠…」



のさ☆魔女さん
2015-10-16 23:16:46


〉富士の樹海=ジャポニズム
迷彩・サバゲ・師匠
全て突っ込んでみました…

書き逃げっ…

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