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Blast of Brilliant STARS

第7章 迷彩祭り

【のさまじょさま・じいまご】導師、座禅



ぐっと丹田に力を入れると、前に身体を屈める。

ヒュッと音がして、肩に鈍い痛み。


「ありがとうございます」


手を合わせて礼をいうと、その人は去っていく。

また静かな時。


深々と降り積もる雪の音が聞こえてくるようだ。

それからも、ひたすら瞑想の底に埋没する。


「終わり」

静かな声が、そう告げると意識が現在に浮上してくる。


立ち上がろうとした瞬間、後ろへよろけてしまう。

はっと振り向いた導師が、俺の身体を支えた。


「気をつけろ…智…」

「すみません…」


手のぬくもりに、かっと身体が熱くなった。

「智…」

導師の手が、俺の襟にはいってくる。

温かい…

「潤…だめ…」

ふわっと身体が浮いたかと思うと、導師が俺を抱え上げていた。


連れていかれた先は、導師の居室。
布団が伸べられていた。


「温めてやろう」

そういうと、俺の衣を剥ぎとった。


「あ…いけません…導師…」

導師は無言で衣服を剥ぎ取ると、俺を抱きしめた。

来る快感の予感に打ち震える。


「ふ…このくらいでこんなにして…」

口の端をシニカルに上げた。


「まだまだ修行が足りないな…」



のさ☆魔女さん
2015-10-21 20:50:03


〉罰当たり第二弾、導師と修行僧でした。

じいまご第二弾。

ああ、神社に引き続きばちあたりでごめんなさい。
しかもお寺さんのことなんにもわからないから、導師とか勝手につけてみた。

座禅は禅宗のイメージ強いけど、いちおう仏教の修行だそうなので、導師と座禅にしてみました。

ああ、うんちくどうでもいいよねw

私の小ネタ、一応実際に調べてますから…w

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