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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【のさまじょさま・モデルズ】オフィス



ガクンっ…と音がしたかと思うと、真っ暗になった。

「…停電?」


「緊急電話してみろ、相葉くん」

「はい。松本課長」


通話ボタンを押してみたけど、ウンともスンとも言わなくて…

「多分、故障だと思います…」


恐る恐るいうと、課長はネクタイを緩めた。

松本課長は怖いと有名で。

課長付きにされた俺は、毎日怯えてた。


「相葉くん、暑くないか?」

「あ、少し…」


「ジャケット脱ごうか…」

課長の手が俺の上着にかかる。


「いえっ…そんな自分で脱ぎます」

「遠慮せずに…」


するすると脱がされて、丁寧に畳まれてエレベーターの隅へ置かれた。


「まだ暑いな…」

ひとりごちて、課長はシャツも脱ぎ始めた。


「えっ…ちょっ…何してんですかっ!?」

「何って…暑いから…お前も脱げ」


ボタンに指を掛けられる。

心臓が飛び出しそうになった。

課長の顔が、すぐ近くにあったから。


綺麗な顔してんだ…松本課長…


「なに…?」

息が掛かりそうなくらい近くで、課長が俺を見上げる。


「なんでもっ…」

課長はなんの前触れもなく、俺にキスをした。


「バカ…わかりやすいんだよ…」



のさ☆魔女さん
2015-10-25 16:52:29


〉あっひゃ~~~w
オフィスでエレベーターに閉じ込められたモデルズリーマンでした~☆

松本課長、好きっすw
私の書く松本さんって、受けが多いけど、やっぱどSも好きっす。

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